仕事中の事故で体の一部が不自由になったお孫さんが、1階で安心して暮らせるようにと、元々倉庫として使っていたスペースの改装をご相談いただきました。ただ、お孫さんのためだけでなく、いずれはご夫婦ご自身が使うことや、家族が集う場になることも見据え、誰にとっても心地よく使える空間にしたいというご要望でした。グレージュや深みのあるネイビーなど流行色を適度に取り入れつつ、自然の質感を感じられる突板のフロアや大谷石などを組み合わせ、普遍的な魅力を備えた空間に仕上げました。意匠性と機能性を兼ね備えた、家族の「今」と「これから」を支える、心地よい暮らしのステージが整いました。