頑張りすぎない暮らしのヒントvol.7 【使いやすいキッチン】
- コラム
こんにちは 岡山県岡山市生まれ赤磐市育ちのベストホームスタッフ影山です。
毎週金曜日更新「頑張りすぎない暮らしのヒント」をお読みくださりありがとうございます♪
今回は「使いやすいキッチン」のひとつの目安をご紹介したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ~
使いやすいキッチンの見極め方
そもそも「使いやすいキッチン」とは
まず、皆さまは「使いやすいキッチン」とはどのようなものだと思いますか?
例えば、最新の機能を取りそろえたハイスペックなシステムキッチン。
もちろんそれも使いやすいかもしれません。
各メーカーさんが日進月歩の勢いで次から次へと良い物を開発してくださっていますので、どんどん使いやすくなっていますね!
他には、収納がたくさんあるキッチン。
確かに収納はとっても重要。
キッチンでは使う道具が多いので、それらがきちんと上手に収まればきっと使いやすいですね!
上記以外にも使いやすいキッチンの判断基準はたくさんあります。
その中でも今回は、調理時の動作のスペースに着目してお伝えさせていただきます。
キッチンでは一か所に留まったまま作業をすることは少ないですよね。
右へ左へ、はたまた後ろへ結構動き回りながら作業をしているはずです。
その動き回る範囲が狭すぎても広すぎても「使いやすいキッチン」とは呼べません。
ワークトライアングルという考え方
その動き回る範囲の基準となるものが「ワークトライアングル」です。
ワークトライアングルとは、冷蔵庫・シンク・コンロの三点を結んだ三角形の距離のこと。
キッチンの三種の神器と呼ばれるこれらの冷蔵庫・シンク・コンロの三点を中心にして作業をしますので、それぞれへの移動がスムーズに無駄なくできることが大切です。
このワークトライアングルが3600mm~6000mmの範囲であることが動きやすく「使いやすいキッチン」とされています。
ワークトライアングルを測ってみよう
用意するものはこちら
麻紐(紐なら何でも可)、マスキングテープ、メジャー。
すべて100円ショップで購入可能です。
(使い古し感すみません…(恥))
冷蔵庫・シンク・コンロの三点を結んだ三角形を作ります。
パグがずれてないかチェックしてくれています(笑)
そしてその一辺ずつを測り
あとはその数字を足すだけ!
我が家は、3600mmでした。
ギリギリ(笑)
こんな時に役立つ!
このワークトライアングルの考え方を知っていると次の5つの時に役立ちます!
①冷蔵庫や食器棚などの配置換えの時
②引っ越し後の家具配置を考える時
③中古物件・建売物件を購入する時
④新築を建てる時
⑤リフォーム・リノベーションを考えている時
ベストホームのリノベーションでは、きちんとワークトライアングルを考えてキッチンのサイズや配置をご提案させていただきますのでご安心くださいね!
今あるキッチンを使いやすくするためには、思い切って冷蔵庫の位置を変えてみるのも良いかもしれませんよ。
「な~んか、キッチン使いづらいんだよなぁ~」っと思われている方は、ぜひ一度ワークトライアングルを測ってみてください。
日々繰り返し行われるキッチンでの作業がスムーズにできるようになれば、キッチンに立つ時間が楽しくなり、その後のダイニングでの会話も弾むかも?!
皆さまの快適な暮らしのヒントになれば嬉しいです。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました(*´ω`*)