睡眠の質を低下させ、日常的に悩まされているの方も多い「夜間頻尿」
50歳以上の実に約6割が、夜中に1回以上トイレに起きるというデータも。
　
　 今回、ご相談いただいたのも、１階にあるトイレまで夜中に何度も階段を降りると目が覚めてしまう…というお悩みからでした。

築25年のお住まい。
　 間取りはコチラです。
　
　 トイレ設置に必要な「配管」「排水の流れ」の確保に適している書斎スペースへの増設に決定。

トイレ出入り口を廊下側に変更し、家族が寝室からそれぞれにトイレが使えるようにしていきます。

書斎スペースがコチラ。
この3帖の書斎スペースのトイレと2帖の空間に変更していきます。

まずは、既存の建具や壁を解体していきます。

新しい建具を取付けるため、壁をおこしていきます。

下地に石膏ボードをはり、建具を設置していきます。

床板を撤去し、トイレの設備、照明、換気扇などの電気工事とトイレ配管工事をしていきます。

外壁に穴をあけ、給排水管の新設が完了。

そして、壁・天井のクロスを仕上げます。
　 最後にトイレや設備の取り付けができたら完成です！
　

【After】
　 もともと書斎にあった小窓も違和感なく活用。
　 深みのあるアクセントクロスで落ち着く空間に仕上がりました。
　
採用したのはTOTO　 【ピュアレスト+アプリコット】
　 節水・節電はもちろん、便座交換メンテナンスのしやすい商品です。
　 将来に備え、棚付きの手すりを取り付けました。

【After】
　床材は、耐水性があり、お掃除しやすいリフォーム用のフローリング。
　 夜中ウトウトしながらの入室でも段差も少なく安心です。
　 冬場の冷え込む階段でのヒートショックの危険性や、目覚める回数も減らせるのではないでしょうか。 少しでも睡眠時間を確保し健やかにお過ごしいただけますように。

【After】
　 他のお部屋を使って部屋干ししていた洗濯物。
　 梅雨時期は特に煩雑になりがちですが、残った書斎スペースをサニタリースペースとして活用することにしました。
部屋干しに使用していたお部屋も移動した書斎もまた有効活用でき、住まいの改善となりました！