頑張りすぎない暮らしのヒントvol.43【目止め】
- コラム
こんにちは 岡山県岡山市生まれ赤磐市育ちのベストホームスタッフ影山です。
いつも「頑張りすぎない暮らしのヒント」をお読みくださりありがとうございます!!!
少し前に、カレー皿を新調しまして
陶器の器だったので目止めをしました。
永く大切に使うための知恵ですね。
今回はその目止めの様子をご紹介したいと思います。
どうぞ最後までお付き合いくださいませ~♪
目止め
目止めとは何か
土ものと呼ばれる「陶器」に汚れが染み込んだり、カビが生えたりすることを防ぐための事前処置のことです。
焼き物の器は「陶磁器」と言いますが
陶器は、土もの
磁器は、石もの
とも呼ばれています。
陶器の器の方が目が粗く、水分が染み込みやすいという特徴があります。
水分が染み込みやすいと、水に溶けた成分なども一緒に染み込みやすく
汚れやカビの原因となります。
永く器を使うために
陶器の器は、購入後、使用前に目止めをするといいですよ!
目止めに必要なもの
目止めに必要なものは3つ!
①新しく購入した陶器の器
②その陶器の器が入る大きさの鍋
③お米の研ぎ汁
これだけです!
目止めって、お米の研ぎ汁で器を煮ることなんです。
初めてやった時は、不思議な光景になんだかソワソワしたものです(笑)
目止めやってみた
今回目止めをしたかった器はカレー皿で、大きめなお皿のためなかなか入る鍋がなくて
すき焼き鍋と土鍋でなんとか対応できました(笑)
お米の研ぎ汁を入れた鍋の中に、器を投入します
器が被るくらい、お米の研ぎ汁を追加してコンロの火をつけます
弱火で20分ほど、コトコト煮ます。
だんだんとお米の炊けるような、良い匂いがしてきますよ!
火が強すぎると沸騰して、ボコボコと器が跳ねるように動くので
大切な器が傷ついたり欠けたりする危険性もあります。
ご注意くださいね!
なので弱火でコトコトです!
20分たったら火を止め
そのままお湯が冷めるのを待ちます。
お湯が完全に冷めたら、器を取り出し
水で洗って、しっかり乾かしたら完了です!
陶器の場合は、しっかり乾かしてから食器棚にしまうことも
永く綺麗に使うために大切なポイントです。
食器を鍋で煮るなんて、面白いですよね!
昔の人の知恵は本当に素晴らしいです。
新しく陶器の器を購入された際には
ぜひ目止めをしてみてくださいね!
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*´∀`*)