頑張りすぎない暮らしのヒントvol.48【ピンヒールで車椅子を押す】
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こんにちは 岡山県岡山市生まれ赤磐市育ちのベストホームスタッフ影山です。
いつも「頑張りすぎない暮らしのヒント」をお読みくださりありがとうございます!!!
今日は“頑張りすぎない”ってどういうことなのか、“自分を大切にする”ってどういうことなのか、
ということがよく分かる、ある本のご紹介です。
ぜひ最後までお付き合いくださいませ♪
ピンヒールで車椅子を押す
ジャケ買い
皆様は「ピンヒールで車椅子を押す」という本をご存じでしょうか?
第一回日本ビジネス書新人賞においてプロデューサー特別賞受賞した作品です。
表紙とタイトルが印象的なので、見覚えがある!聞いたことがある!
という方も多いかもしれませんね。
※こちらの画像は著者の畠山織恵さんからいただきました。
私も、本屋さんでたまたま目に留まり、気になって購入した
いわゆるジャケ買いでした。

ピンヒール×車椅子 ?
親子の物語×ビジネス書 ?
どういうことなんだろう、、、
表紙のイラストも可愛いし、何か気になる。
という感じでの購入でした。
なんとなーく気になって買った本。
ところがどっこい!
ちゃーんと、私が今読むべき本でした。
挑み続けてきた人
これは、
誰よりも自分のことが信用できなかった少女が
障害とともに生まれた我が子を
誰よりも自分を信用できる子に育てようと挑んできた
23年間にわたる親子と家族の成長記録です。
とまえがきに記されているのですが、
この著者の畠山織恵さんは、まさに挑み続けてきた人だと思います。
誰よりも自分を信用できなかった少女
娘が自分の理想から外れると、
暴言や暴力によって正そうとする両親に育てられ、
自然と両親の正解を探しては良い娘を演じながら生きてきた織恵さん。

恐怖もあったのでしょうし、
愛してもらいたいという願いもあって必死だったのではないかなと想像します。
それはいつしか、
両親の正解を探すだけにとどまらず
先生や周りの大人の正解を探すことになり、
人の求める正解を探し続けることが習慣となって
染みついていったのではないでしょうか。
人の目を気にして、
自分の発言や行動に制限をかけながら、
人と自分を比べては落ち込む日々。
そんな自分を軽蔑し、自分を蔑み、自分で自分の限界を決めていた。
そして
多くのことを諦めてきたのだと思います。
境遇はぜんぜん違うのに
一方影山は、両親との関係は良好。
だけど
3人姉弟の長女として生まれ、弟が2人。
“お姉ちゃん”としていい子でいることで喜んでもらえると幼い時にどうやら学習したようです。
それはいつしか、
いい子でいると愛される。
いい子でないと愛されない。
という風に変化をしながら、いい子を演じることが習慣となり、
染み付いていったのだろうと思います。
私もまた
人の目を気にして、
自分の発言や行動に制限をかけながら、
人と自分を比べてはイライラする日々。
そんな自分を軽蔑し、自分を蔑み、自分で自分の限界を決めていた。
そして
多くのことを諦めてきていました。
境遇は違えど
織恵さんの心の中で起こっていたことと
私の心の中で起こっていることは
驚くほど似ていました。
だから私はこの本を読んだときに
「これは私のことだ」と感じていたのです。
意識的で選択的な人生
織恵さんが凄いのは
息子さんの子育てをきっかけに
自分自身と向き合い、息子さんと向き合い、家族と向き合い、そしてご両親とも向き合って
自分にかけてきた呪をひとつひとつ自ら超えていったということ。
意識的で選択的な人生を自ら掴んでいったところ。
おそらくたくさんの失敗もあったと思います。
それでも逃げずに挑み続けたからこそ、今の輝く織恵さんがいます。
※こちらの画像は著者の畠山織恵さんからいただきました。
まっすぐに届けてくれるエール
この「ピンヒールで車椅子を押す」という本は
私のこれからの道標となるようで、織恵さんがそっと背中を押してくれるような感覚を与えてくれる本です。
「大丈夫。あなたはあなたが思う100倍すごい!」
この言葉は、お世辞ではなく、織恵さんが心底信じてまっすぐに届けてくれるエールです。
とってもとっても心を動かされた本だったので
社内の読書会で紹介し
そのことを影山のインスタグラムでも投稿したところ
著者の畠山織恵さんからダイレクトメッセージをいただけ、繋がることができました♡
その後のお話はまた次回、ご紹介させていただきたいなと思います。
今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました(*‘ω‘ *)♪
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頑張りすぎない暮らしのヒントvol.50【講演会主催】
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岡山芸術創造劇場 ハレノワ 小劇場
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一般∶3,000円
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